書籍-救急・集中治療

エンドトキシン・自然免疫研究 18 自然免疫における生体防御ペプチドの多様性
エンドトキシン・自然免疫研究 18 自然免疫における生体防御ペプチドの多様性
編集:日本エンドトキシン・自然免疫研究会

定価:本体4,000円+税
ISBNコード:978-4-86517-128-0
発行年月日:2015年9月30日
サイズ・頁数:B5判・100ページ

[商品説明] 2014年12月5日(金)、6日(土)に順天堂大学本郷・お茶の水キャンパスのセンチュリータワー(東京都文京区)で行われた、第20回日本エンドトキシン・自然免疫研究会の講演内容をまとめた1冊です。このシリーズは、エンドトキシン・自然免疫研究会に所属している研究者の功績を掲載してきた貴重な書籍です。 [目次]
第1章 シンポジウム「生体防御ペプチド機能の多様性」
  1. Cathelicidin ファミリーの抗菌ペプチド LL-37 による
    エンドトキシン除去作用
      鈴木 香 他
  2. 昆虫抗微生物タンパク質の応用の試み
      石橋 純
  3. 抗菌ペプチドの創傷治癒治療薬としての開発
      冨岡英樹 他
第2章 ワークショップ1「基礎」
  1. リピド A アシル基数減少がグラム陰性菌の病原性増強に果たす役割
    ―TLR4 認識回避効果と貪食抵抗性増強効果の誘導―
      松浦基博
  2. 透析液清浄化のためのエンドトキシン・微生物迅速検査の現状
      楢村友隆
  3. Low Endotoxin Recovery(LER)に関する欧米の状況と一考察
      土谷正和
第3章 ワークショップ2「臨床」
  1. 腎臓内科医の観点からみたエンドトキシン吸着療法
      中村 司 他
  2. ICU における重症患者の EAA(endotoxin activity assay)値
      池田寿昭 他
  3. 四塩化炭素誘発急性肝障害ラットモデルにおける Bachl mRNA の
    発現とその意義
      高橋 徹
  4. SPECTRAL 社のエンドトキシン活性レベルによる腸管透過性と
    エンドトキシン感受性の検討
      杉山剛志 他
第4章 平成26年度日本エンドトキシン・自然免疫研究会奨励賞・最優秀賞
  1. 細菌由来の複合糖質画分に夾雑する自然免疫活性化
    リポタンパク質の研究
      橋本雅仁
  2. 脂肪性肝炎モデルにおける自然免疫系の解析とサイトカイン
    産生調整薬による新規治療法の開発
      瓦谷英人 他
第5章 平成26年度日本エンドトキシン・自然免疫研究会奨励賞・優秀賞
  1. 組換え体によるカブトガニ体液凝固因子の機能解析
      小林雄毅 他
第6章 一般演題
  1. 腸内乳酸菌 Lactobacilus gasseri JCM 1131Tのリポテイコ酸に
    認められた新奇構造
      白石 宗 他
  2. The downregulation of lipopolysaccharide on the expression of
    p53 through activation of MDM2 and activation of nuclear
    factor-kappa B
      Erdenezaya Odkhuu 他
  3. ピロトーシスに対する抗菌ペプチド LL-37 の作用
      胡 忠双 他
  4. グルコースのリン酸化体のエンドトキシン測定における
    反応干渉作用の抑制効果の検証
      藤田 優
  5. Porphyromonas gingivalis ジンジパインによるヒト歯肉上皮細胞の
    IL-33 誘導を介した CAP18/LL37 ダウンレギュレーション機構
      多田浩之 他
  6. エンドトキシン吸着療法を施行し異なる経過をたどった
    急性間質性肺炎の 2 症例
      松村大輔
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