カルニチンのすべて~カルニチン欠乏症を起こさないために~
著者:中山 夏樹
定価 6,600円 (本体6,000円+税)
ISBNコード:978-4-86517-533-2
発行年月日:2023年6月15日
サイズ・頁数:B5判・658頁
定価 6,600円 (本体6,000円+税)
ISBNコード:978-4-86517-533-2
発行年月日:2023年6月15日
サイズ・頁数:B5判・658頁
カルニチンの発見、基礎から臨床までのすべてをこの一冊にまとめた大全。
知っているようで知らなかった、カルニチンとは何なのか、、、。
是非、ご一読ください!
[目 次]
第1章 | カルニチンの発見
機ゞ敍抽出物からのカルニチンの発見供.ルニチンの化学構造の決定
掘,修慮紊離ルニチンの生理学的作用の研究
検〆虫栄養学におけるカルニチンの生理学的作用の発見
第2章 | カルニチン回路の確立
機.ルニチン回路とは供CPTの発見
掘.ルニチン-アシルカルニチントランスロカーゼ(CACT)の発見
検.ルニチントランスポーターの発見
第3章 | カルニチンとは何か
機,呂犬瓩供.ルニチンの化学構造
掘.ルニチン製剤の塩
検.ルニチンの物性
后.ルニチンについての誤解─アミノ酸? ビタミンB類?─
此.ルニチンが運ぶアシル基とは何か
察.灰┘鵐競ぅA(CoA)とは
次.ルニチンの生化学的・生理学的作用
宗〕稽ゥルニチンとアシルカルニチン
勝…杭浸號短世離潺肇灰鵐疋螢内への輸送
Ⅺ 有害なアシル化合物の排出とアシルCoA/遊離CoA比率の調節
Ⅻ 医薬品とサプリメントのL-カルニチン
将掘.▲札船-L-カルニチンとプロピオニル-L-カルニチンについて
第4章 | カルニチンのホメオスタシス
機,呂犬瓩供.ルニチンの体内分布とホメオスタシスの全体像
掘.ルニチンの組織含量
検.ルニチンの食事からの摂取
后.ルニチンの生合成
此/嫗,らのカルニチンの排泄と再吸収
察ー錙垢亮栖気砲けるカルニチンのホメオスタシスの破綻
第5章 | カルニチン欠乏症とは何か
機.ルニチン欠乏症の定義供‘鵑弔離織ぅ廚離ルニチン欠乏症
掘.ルニチン補充療法の意義
検”属論によるカルニチン欠乏症の分類
后.ルニチン欠乏症の臨床症状
此.ルニチン欠乏症の動物モデル
第6章 | カルニチンの食欲増進・消化酵素分泌促進作用
機,呂犬瓩供DL-カルニチン製剤(ビカルネシン)の消化液分泌促進作用
掘.咼ルネシンの食欲増進・体重増加作用
検.咼ルネシン,D-カルニチンおよびL-カルニチンの消化液分泌促進作用
后‘本国内のDL-塩化カルニチン製剤
此‐嘆輯姫親圧’縦祺次κ愴襪肇ルニチン欠乏
察.レキシンとカルニチン
次.ルニチンの食欲増進・消化酵素分泌促進作用に残された課題
第7章 | カルニチンの抗炎症作用・抗酸化作用・抗アポトーシス作用
機,呂犬瓩供 ̄蠑蛭娠における転写因子NF-κBの役割
掘.好肇譽恒答反応とNrf2-Keap1系
検.ルニチンの抗炎症作用・抗酸化作用・抗アポトーシス作用
后,泙箸
第8章 | カルニチンの定量法と薬物動態学
機,呂犬瓩供仝鼎ぅルニチンの分析測定法の概説
掘仝什濟箸錣譴討い襯ルニチン測定法
検〃亳投与されたカルニチンの吸収と生物学的利用率
后.ルニチンの体内分布
此.ルニチンの代謝
察.ルニチンの排泄
第9章 | カルニチンの安全性
機,呂犬瓩供/品としてのカルニチンの1日摂取量
掘.ルニチンのリスクアセスメント
検.ルニチンと魚臭症
后.ルニチンと動脈硬化
此,修梁召離ルニチンの安全性に関する留意事項
第10章 | 先天代謝異常症におけるカルニチン欠乏症
機,呂犬瓩供〕機酸血症におけるカルニチン欠乏症の成因と病態
掘〇號短畝損晴修粒詰廚箸修琉枉鐓
検’∩妊汽ぅル異常症とカルニチン欠乏症
后\菘径綣娑枉鐓匹紡个垢襯ルニチンの用法・用量
此.潺肇灰鵐疋螢病
察,修梁召寮菘径綣娑枉鐓匹肇ルニチン
第11章 | 経管栄養・TPN・特殊ミルクとカルニチン欠乏症
機〃亟姫浜棔TPN・特殊ミルクとカルニチン供〃伉憶浜楮泙亮鑪爐肇ルニチン含量
掘〃亟姫浜椹楾埣罎僚転豹歓半磴い児(者)のカルニチン欠乏症の報告
検\徒栄養におけるカルニチン欠乏症
后TPNによる肝障害
此.札螢▲奪病と心筋症
察‘端譽潺襯によるカルニチン欠乏症
次〃亟姫浜椶捻浜楷浜されている患者のカルニチン欠乏症のモニタリング
第12章 | バルプロ酸ナトリウムによるカルニチン欠乏症
機.丱襯廛躬瀬淵肇螢Ε爐粒砧供.丱襯廛躬世砲茲訝彁狎肝毒性(valproate-induced hepatotoxicity:VHT)
掘.丱襯廛躬世砲茲觜皀▲鵐皀縫∪脳症
(valproate-induced hyperammonaemic encephalopathy:VHE)
検VHTおよびVHEの疫学研究
后VHTおよびVHEの発症原因の研究の概観
此.ルニチン補充療法
察‐児てんかん患者へのカルニチン補充療法の推奨
次.丱襯廛躬世砲茲詭犠標性高アンモニア血症
宗\鎖晴覆砲けるバルプロ酸による高アンモニア性脳症
勝.▲鵐皀縫△涼羶毒性
Ⅺ バルプロ酸中毒とカルニチン補充療法
Ⅻ VHTやVHEの発症メカニズム
将掘,泙箸
第13章 | ピボキシル基含有抗菌薬によるカルニチン欠乏症
機.團椒シル基含有抗菌薬とは供.團丱螢鷸世梁綣
掘.團椒シル基含有抗菌薬によるカルニチン欠乏の臨床薬理学的研究
検々馥發離團椒シル基含有抗菌薬によるカルニチン欠乏症の症例報告
后.織鵐妊爛泪絞析例におけるピボキシル基含有抗菌薬によるカルニチン欠乏症の検討
此.譽ュラトリーサイエンスの観点からの課題
察,泙箸
第14章 | 腎不全患者とカルニチン欠乏症
機,呂犬瓩供(歛鹸腎不全患者のカルニチン動態
掘‘析患者のカルニチン動態
検‘析患者のカルニチン欠乏症の臨床症状とカルニチン補充療法
后‘析患者の入院とカルニチン
此\こΔ砲ける透析患者に対するカルニチン補充療法の状況
察,錣国の透析治療におけるカルニチン補充の役割
第15章 | 肝臓疾患とカルニチン欠乏症
機,呂犬瓩供ヾ亮栖気砲けるカルニチン動態
掘ヾ旅妬儡擬圓隆寮脳症・高アンモニア血症
検ヾ旅妬儡擬圓僚電戮龍擇韻い譴鵝覆海爐虔屬蝓砲悗離ルニチンの効果
后ヾ旅妬儡擬圓離┘優襯ー代謝異常とカルニチン投与の効果
此ヾ旅妬儡擬圓留浜楙態,QOLおよびサルコペニアへのカルニチン投与の効果
察ヾ旅妬儡擬圓凌芭鼎砲けるカルニチン補充療法の位置付け
次NASH,NAFLDとカルニチン
宗∞溝,んやNASH/NAFLD関連肝細胞がんとカルニチン動態
勝,泙箸
第16章 | 循環器疾患とカルニチン欠乏症
機,呂犬瓩供ゝ血性心疾患とカルニチン
掘”埓位とカルニチン
検ゝ血性心疾患におけるカルニチン投与試験のメタアナリシス
后/管堊瓦肇ルニチン
此)梢動脈疾患とカルニチン
第17章 | その他の疾患とカルニチン
機,呂犬瓩供.ぅ鵐侫襯┘鵐暁松匹肇ルニチン
掘ALSとカルニチン
検)性疲労症候群とカルニチン
后 ̄蠑廟腸疾患とカルニチン
此.▲襯魁璽覦預絃匹肇ルニチン
察ADHD/自閉症とカルニチン
次”塲ゾ匹肇ルニチン
第18章 | カルニチン欠乏症の診断・治療指針
機,呂犬瓩供.ルニチン欠乏症の診断薬の必要性と診断薬保険適用の経緯
掘.ルニチン欠乏症の診断に適した血中カルニチン分画測定法
検〃戝罐ルニチン2 分画検査の実際
后々攸妊汽ぅリング法を用いたカルニチン2 分画検査の保険適用
此.ルニチン欠乏症の診断・治療の概要
第19章 | カルニチンに関する臨床薬理学的課題
機,呂犬瓩供^緻品としてのカルニチンの開発史
掘.疋薀奪哀薀芦鮠辰領れとエルカルチンの適応拡大
検‐児に使用される医薬品の開発について
后.ルニチン欠乏症の診断薬の保険適用
此,泙箸
あとがき
略語一覧
索引
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