書籍-泌尿器科・透析・腎臓

透析療法ネクスト XIII
透析療法ネクスト XIII 編集:秋葉 隆・秋澤 忠男

定価:本体2,600円+税
ISBNコード:978-4-87151-435-4
発行年月日:2012年7月1日
サイズ・頁数:A4判・115ページ

[商品説明] 新時代の高リン血症治療について [目次]
■座談会
■厳格なリン管理は何をもたらすか
司   会:秋澤 忠男
討論者:宍戸 寛治、大田 和道、亀井 大悟
■特集 新時代の高リン血症治療
■透析患者の栄養とリン代謝
  辰巳佐和子、木戸 慎介、宮本 賢一、伊藤美紀子
  1. はじめに
  1. 透析患者と栄養
  2. PEWの診断基準
  3. P代謝異常
  4. P調節ホルモンの変動
  5. 透析患者におけるP管理
  6. 透析患者におけるタンパクとP摂取
  1. おわりに
■リン管理の意義とその現況  溝渕 正英、久野 芳裕、秋澤 忠男
  1. はじめに
  1. CKDにおけるP代謝異常:FGF23の役割
  2. 透析患者における高P血症
  3. P低下薬
  1. おわりに
■CKD-MBD治療ガイドラインにみる高リン血症治療
  角田 隆俊、深川 雅史
  1. はじめに
  1. P、Ca・PTHの適正値
  2. P管理
  3. CKD-MBD治療新ガイドラインにおけるP、Ca治療管理法
  1. おわりに
■リン吸着薬としての炭酸ランタンの長期効果
  根木 茂雄、増本明日香、重松 隆
  1. はじめに
  1. 海外における炭酸ランタンの長期成績
  2. 本邦における炭酸ランタンの長期成績
  1. まとめ
■炭酸ランタン:血管石灰化抑制は可能か  藤井 秀毅
  1. はじめに
  1. Pと石灰化
  2. Ca・P 代謝への介入
  3. ランタンの血管石灰化への効果
  1. おわりに
■炭酸ランタン:骨代謝への期待
  矢島 愛治、稲葉 雅章、新田 考作、佐藤 滋、伊藤 明美
  1. はじめに
  1. 骨代謝異常を原因とした高P血症
  2. 高P血症と血管病変
  3. OsteocyteおよびFGF-23と骨代謝
  4. ランタンの骨異常に対する治療効果
■腹膜透析患者における高リン血症治療  山田 俊輔、鶴屋 和彦
  1. はじめに
  1. CKD患者におけるCKD-MBDの発症機序
  2. PD患者におけるCaのインアウトバランス
  3. PD患者におけるPのインアウトバランス
  4. PD患者のP管理における食事療法の意義
  5. PD患者のP管理における透析液の効果
  6. PD患者のP管理における残存腎機能の重要性
  7. PD患者におけるP吸着薬の効果(Ca含有P吸着薬、塩酸セベラマー)
  8. PD患者における炭酸ランタンの効果
  9. PD患者における炭酸ランタンの短期的・長期的安全性(副作用を含む)
  10. PD患者における骨代謝の適正化
  11. PD患者におけるCKD-MBDのガイドライン
  1. おわりに
■リン吸着薬の適正使用~炭酸ランタンは安全か?~  平田 純生
  1. はじめに
  1. 止痒作用
  2. 炭酸Ca
  3. 塩酸セベラマー
  4. 炭酸ランタン
  1. まとめ~P吸着薬の効率的な使い方~
■炭酸ランタンとビタミンD治療  庄司 哲雄
  1. はじめに
  1. 血清P、Ca、PTHレベルと総死亡の疫学
  2. CKD-MBDにおける三段論法
  3. VDRA使用の有無と総死亡・CVD死亡の疫学
  4. CVD死亡リスクを決める発症リスクと致死率
  5. 三段論法はなぜ成り立たないか
  6. VDRAの多面的作用
  7. CKD-MBDはCVD発症リスクと致死率のいずれに関与するか
  8. VDRAを用いたRCT
  9. VDRA使用を前提とした透析液・P吸着薬の選択
  1. おわりに
■炭酸ランタンとX線検査  緒方 浩顕、宍戸 寛治
  1. はじめに
  1. 炭酸ランタンの効果と副作用
  2. 炭酸ランタン服用時の腹部X線検査所見
  3. 炭酸ランタン服用時のDEXA法による骨密度(BMD)測定
  1. おわりに
■これからの高リン血症治療薬  大城戸一郎、横山啓太郎
  1. はじめに
  1. 保存期CKD患者におけるP治療薬
  2. P治療薬のアドヒアランス
  3. 新規P吸着薬
  1. おわりに
■透析療法の歴史(13)―腎性骨症からCKD-MBDへ(その1)―
  北岡 建樹
  1. はじめに
  2. 腎性骨症(腎性骨異栄養症;ROD)
  3. ビタミンDの発見
  4. ビタミンDの代謝
  5. ビタミンDとPTH
  6. 腎性骨症の治療には?
※ 著者・編集者名等が機種依存文字に該当する場合は、標準文字に変換し掲載しております。